国総研の研究者が「小沢賞」を受賞しました

令和6年6月26日

• 国総研の研究者が（一社）全日本建設技術協会小沢賞を受賞しました。
  本賞は、一般社団法人全日本建設技術協会より「人格識見すぐれ、建設技術者の模範」である者に授与されるものです。

＜概要＞

• 　一般社団法人全日本建設技術協会（大石久和会長）は、昭和４３年度以来「人格識 見すぐれ、建設技術者の模範」である者に対して「小沢賞」を授与しています。
  　この度、国総研の研究者が、令和５年度の小沢賞を受賞しました。
  
  　受　賞　者　　野口　賢二（のぐち　けんじ）
  　所　　　属　　国土技術政策総合研究所　河川研究部
  　　　　　　　　　　　　　　海岸研究室　主任研究官
  
  【受賞者の業績】
  　平成元年に建設省に入省し、約３５年にわたり土木技術に関する研究等を通じ、建設行政の推進に大きく貢献してきました。
  　特に、海岸侵食対策に関わる海浜変形などの機構の研究や、人工リーフ・浜崖後退抑止工（サンドパック工法）などの海岸侵食対策に関する研究の分野で大きな成果をあげています。これらの研究成果は、多くの報告や論文にまとめられたほか、関連する技術基準や手引きに反映されています。
  　さらに、技術指導を通じて、研究成果が全国各地の地方整備局や地方自治体の海岸事業に反映され、我が国の海岸保全に大きく貢献してきています。
  
  参考：小沢賞（（一社）全日本建設技術協会HP より）
  昭和３０年５月より昭和４２年９月に至る間、運営委員長・理事長・名誉会長として高潔な人格と高邁な識見をもって本会の指導に尽瘁された故小沢久太郎先生を記念し、併せて本会の目的達成に寄与するため、人格識見すぐれ、建設技術者の模範である本会会員または本会関係者を表彰する。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（https://www.zenken.com/hypusyou/hyousyou.html）